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ファスティング(断食)で腸内環境を整えたら睡眠の質が上がった

健康

「毎日何時間も寝てるのに疲れが取れない」とか「夜なかなか眠れない」とか睡眠に問題を抱える人は多いと思います。睡眠は時間よりも質が重要でありそのカギを握るのが腸内環境です。

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睡眠に腸内環境が関わる理由

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(茨城県つくば市)の小川雪乃博士(研究当時、現:農業・食品産業技術総合研究機構)、柳沢正史教授、慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の福田真嗣特任教授らを中心とする共同研究グループは、抗生物質の経口投与により腸管内に生息する腸内細菌を除去すると、睡眠パターンが乱れることを明らかにしました。

腸内細菌がいなくなると睡眠パターンが乱れる | ニュース・広報 | IIIS 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構
睡眠覚醒機構の解明を目指し、基礎から臨床までを網羅する世界トップレベルの睡眠医科学研究拠点。国際統合睡眠医科学研究機構

2020年11月、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構と筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構により腸内細菌を除去したマウスの睡眠パターンが乱れるという研究結果を発表しました。

睡眠ホルモンであるメラトニンを生成するために、腸内細菌がたんぱく質を分解してトリプトファンという物質を生み出します。このトリプトファンが脳によってメラトニンという睡眠を促すホルモンを作り出します。
そのため、トリプトファンを含むたんぱく質が不足したり、腸内細菌の数や善玉菌の割合もメラトニンの生成に大きく影響します。

最近はヤクルト1000とかで睡眠の質を上げると謳う商品をよく見かけますが、つまりは腸内環境を改善することが目的です。発酵食品によって腸内を改善し、たんぱく質を多く含む食事によってトリプトファンを十分に摂取する、これが睡眠の質を上げる一番の方法だと思います。

ファスティング(断食)によって腸内環境を劇的に改善する

腸内環境を良くするために、納豆とかヨーグルトとか、発酵食品を多く摂取することで腸内環境を改善することができますが、すぐに簡単に改善するものではありません。毎日の食事を改善して長く続けることで徐々に改善していきますが、本当に改善されているのかどうかはっきりと分からないし、わからないのに長く続けるのはモチベーションを維持するのが難しい。

しかし、ほんの数日で劇的に改善する方法があります。
それがファスティング(断食)

ファスティングによって腸内が完全に空の状態になり、有害物質が排出され、腸内リセットされて本来の機能を取り戻します。

過去に私が行った3日間のファスティングで、腸内環境が劇的に改善するのを身をもって体感しました。

ファスティング(断食)によって睡眠が改善した

ファスティング(断食)の具体的な方法等は下記の記事にまとめています。

ファスティング(断食)前は、毎日7~8時間くらいは寝ていました。朝起きるのも大の苦手で、目覚ましを何度も鳴らして、家を出るギリギリまで寝ているほどでした。夜も寝付けない日もあり深夜まで起きていてあまり寝れず無理やり起きて仕事に行くことも多かったです。

そんな私がファスティング(断食)を3日間行ったその日から下記のような睡眠時間になりました。

こちらの画像はAutoSleepというApple Watchのアプリで計測した2020年9月の睡眠時間です。
多いときは7時間くらい寝ていたこともありますが、3時間程度の日(計測ミスも含む)もあり、平均すると大体5時間程度です。そしてこの間、早朝に家を出なければいけない場合を除き、目覚まし時計は1度も使っていません。初めて断食をしたその日から約3年間、0時くらいになると自然と眠くなり、ほぼ毎日5時~6時くらいに自然と目が覚めます。二度寝もほぼしません。

まるで自分の体が全く別の体に入れ替わったかのように切り替わりました。
体だけでなくメンタルも安定しているように感じます。

睡眠の質=腸内環境

安眠できる枕とか、マットレスとか、寝る前にスマホやパソコンの画面を見ないとか、お風呂に入って体を温めるとか、そんなことより何よりも腸内環境が睡眠に与える影響が一番大きいと思っています。

そんなにいいベッドは使ってないし、ソファやラグの上で横になったまま寝落ちすることもあるし、寝る直前までパソコンやスマホで動画を観たりゲームしてたりするし、お酒を飲んで風呂も入らず寝てしまうこともあります。
それでもほぼ毎朝6時までには目が覚め、眠くもなく疲れもない。

これらの経験から睡眠の質をあげる要因は腸内環境であると言えます。

ちなみに使っているマットレスはこれ。

Amazonで高評価だったので買ってみましたが思ったより良くて2年くらい使ってます。
昔はスプリング入りのマットレスを使っていましたが、引っ越しの時に処分しようと思ったら粗大ごみで出せないし、業者に引き取ってもらったら数万円かかったりしたのでスプリング入りを使うのはやめました。

睡眠時間はそれほど重要ではない

例えばこんな記事のように、

「4時間睡眠」を続けると…?医師が実践したら想定外の結果に
https://gentosha-go.com/articles/-/26096

無理矢理に睡眠時間を短くするという実験ですがそもそもそういう体質でない人が睡眠時間を減らしても意味がないのは当然です。
ショートスリーパーと呼ばれる人は無理矢理睡眠時間を削っているのではなく、ただその人に必要な睡眠時間が短いというだけのこと。

ファスティングによって睡眠の質が改善されたほかにも、免疫力があがったことで、ファスティングをした日から3年以上、一度も風邪を引いたことはありません。今日は体がだるいとか疲れが残ってるとか、体調が良くないということも一切ありません。毎日元気で、身体的にも精神的にも安定しています。

自分でも驚くほどの変化を体感しました。人生変わったと言っても過言ではありません。

この記事を書いた人

mayhemrabbit(めいへむらびっと)
● 本業はWEBディレクター(デザイン・プログラミング)
● 副業はブロガー、ウーバーイーツ配達
● WEB制作経験20年以上
過去様々なダイエットに挑戦して減量・リバウンドを繰り返しています。

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